別れた後の男性心理を理解すれば復縁成功率が一気に上がります。どのタイミングでどんな内容が元彼に刺さるのかなど具体的に解説しています。男性心理は男女に違いがあり、冷却期間によって大きく変化します。男性心理を理解することで冷却期間中のやってはいけないNG言動など徹底解説。
目次
復縁における男女の違いはどのような影響を与えるか
男女の考え方の違いは、個人がもつ脳の性質によるものが大きいことが研究で明らかになっています。性格や考え方は男女の違いを二極化ではなく、文化的要素や社会環境、育てられ方(概念)によると考えられています。とりわけ日本では男は男らしく、女は女らしく育てられるように刷り込みによる影響が強いのです。
一般的に男性は悩みがあると一人になって問題を整理したいと考え、女性は会話でストレスを発散しようとします。別れた後の冷却期間は、男女の違いを理解した上で適度な距離感を保つことが重要です。
冷却期間中の別れた後の男性心理の変化とは
人が新しい環境や習慣に慣れるまでに66日かかるという心理学の研究データがあります。これは最低でも約二カ月で彼女と別れた生活に慣れることを意味します。つまり別れた後の二ヵ月間の男性心理の変化が復縁にとって重要なことが分かります。
例えば別れたあとに他の女性と仲良くなり、その生活を続けていると元彼にとって普通の女友達よりも依存関係が強くなってしまうのです。これを防ぐために66日間のどこでアプローチを開始するかが重要になってきます。
復縁に向けた効果的な戦略を決定する上でも、別れた後の男性心理の変化を見極めることは非常に重要です。
別れた直後は自由を満喫し開放的な気分
別れた後の男性心理は自由や開放感に満ちています。特に別れるまでの経緯が拗れれば拗れるほど、また付き合いが長ければ長いほど開放感は大きく持続する傾向が強いです。これは選択理論の動機づけ要因の一つである自由の欲求が強くなるためです。
自由の欲求が強くなると人から制限されることを嫌い、自分の好きなことを好きなタイミングで自分で決めたいと思うようになります。そのため元カノからラインやメールなどの連絡を煩わしく思ってしまうのです。早い人で別れた後から1週間、遅い人で1ヶ月程度続きます。
趣味や友達付き合いに時間を使いたい
デート頻度や絡頻度が高かったカップルの場合、どうしても自分ひとりの時間を犠牲にしてしまいがちです。そのため、付き合っている頃にできなかったこと時間や行動を割きたいと考えるようになります。例えば趣味だったり、友達や異性との飲み会などがそれにあたります。
別れた後に飲み会などに参加してる場合は、親和欲求が満たされていなかったことを意味している可能性があります。この場合、付き合い方に問題があったり価値観のズレにストレスを感じていることが多いので、今までと同じ付き合い方をするとすぐに別れる可能性が高くなります。
別れたことを後悔し始める
早ければ別れた後の1週間、遅ければ約1ヶ月で後悔の感情が出てくることがよくあります。この男性心理はプロスペクト理論が大きく影響を与えるためです。プロスペクト理論とは、事実と異なる認知の歪みが作用して意思決定されることです。つまり、嫌いで別れたのにその判断は間違っていたのではないかと思い始めるのです。
また、1ヶ月程度の冷却期間を置くとエピソード記憶が呼び出されやすくなります。エピソード記憶とは自分が過去に体験したことの記憶で、あなたに対するネガティブ感情が薄れポジティブな記憶ばかり想起されやすくなるのです。
新たな彼女を探そうと気持ちを切り替えている
別れた後の冷却期間が1ヶ月を過ぎた辺りから親和欲求が強い人は、飲み会に参加したりアプリで彼女探しをし始めます。親和欲求の低い人でも、別れた後3ヶ月くらいから徐々に強くなります。親和欲求とは誰かと一緒にいたい欲求で、寂しがり屋の人や不安症の人、彼女とずっと一緒に過ごしてきた人ほど強い傾向にあります。
別れた後の男性心理は冷却期間1ヶ月くらいから親和欲求が出始めますが、元カノと復縁したいかは別問題なので注意が必要です。
別れた後に後悔する男性は意外に多い
まず初めに理解しないといけないのは、別れたあとスグに後悔する男性は少ないことです。未練や後悔し始めるのは冷却期間1ヶ月から3ヶ月くらい時間が経ってからです。相手は失ってから気づくことで別れたことによるデメリットを認知しはじめ、男性心理に大きな変化をもたらせます。
意図的に後悔させたいのであれば、元彼に意思決定させる時間を十分に与えることです。復縁に失敗するほとんどの女性は、別れた後スグに連絡を取ってしまい、失ってから気づくことの時間を与えていないのが現状です。
感情的に別れて間違いに気づいた
後悔をするメカニズムは、選択した行動の結果が予想と反した際に起こります。つまり突発的な言動は、結果を予想する間もなく別れえを選択しているため後悔が生じるのです。そのため、別れた後の男性心理は損失回避行動を取りやすくなるので冷却期間が圧倒的に短くなります。
尽くしてくれた彼女と別れたことを後悔
見返りのない愛情で尽くしてくれた彼女と別れたことを後悔する事例はよくありまます。付き合っている時は気付かなかいけど、失ってから気づく男性心理の特徴の1つです。
- 元カノのマイナスイメージが置き換わっていること
- 自分自身の現状に不安や不満を感じている
- 元カノが尽くしすぎていない
上記の条件を満たすと、別れた後の1週間から1ヶ月後に元彼の方からLineや電話など連絡がしてくることが多いです。
別れた後に「いい女だった」と実感
別れた後に「いい女だった」と実感されるには1ヶ月程度の冷却期間を要します。この男性心理の特徴は、二重システム理論の影響が大きく関わっています。二重システム理論とは「直感的」と「論理的」の2つの思考パターンがあり、後者の「論理的な意思決定」が重要になってきます。
つまり、しっかりと冷却期間を置いて論理的に考えてもらうことで、あなたの価値観・性格に問題なければ「いい女だった」と評価されやすいのです。
部屋に元カノの私物が残っている
思い出を想起させる物や日常的に使っていた家着や私服は、二人の過去を思い出すきっかけになることが多くあります。この男性心理は、符号化特定性原理が大きく影響を与えるためです。符号化特定性原理とは、人が記憶を作り出すときに「符号化」「貯蔵」「検索」の3つの過程を経て記憶します。
- 符号化:どのように記憶したか
- 貯蔵:どのように記憶を維持しているか
- 検索:必要に応じて記憶を取り出す
ここで大切なのは「符号化」と「検索」です。記憶させる際に、五感のいづれかとセットで記憶させることで検索(思いだす)されやすくなります。特に感情(楽しい、幸せ)や聴覚(曲や言葉)、嗅覚(香水や匂い)は過去の記憶を想起しやすい特徴があるので、後悔されやすくなるのです。
別れた後にやってはいけないNG言動とは
二人の関係性や付き合っていた年数などによって、別れた後の冷却期間にやってはいけないNG言動は異なります。ここでは代表的なやってはいけないNG言動を紹介します。
復縁できない人の共通点は、男性心理を全く理解できていないことです。自分に都合の良い解釈をし、自身の感情を優先した行動を取ります。万が一、やってはいけないNG言動を既に行っているなら直ぐに中止してリカバリーしなければいけません。
男性心理を無視したNG言動はマイナス効果しかないので、リカバリーの仕方や対処方法が分からなければ手遅れになる前に電話相談してください。
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1ヶ月の冷却期間を置かずに連絡する
別れた後の男性心理は、この記事の冒頭の見出しでも説明している通り開放感に満ち溢れています。これは自由の欲求と社会的欲求が一定期間強化されるためです。そのため、交際中に出来なかったことにチャレンジしたり、異性や友人との交友関係を深めるなどやりたいことが沢山でてくるのです。
また、毎日連絡をとったり毎週デートするなどの時間的制約からも解放され、自分自身のタイミングで自由気ままに過ごしたいと思っています。別れた後に連絡したり会うことは、これらの欲求に再度制限をかけることになってしまったり、振った側と振られた側では、二人の感情や愛情に温度差があるため更にマイナスイメージを植え付ける結果になります。
ラインの返信がないのに再度送り付ける
下記は代表的な意思表示で状況としては最悪です。直ぐにでもリカバリーしないと復縁の可能性は限りなくゼロに近づいていきます。
- ラインの返信がない
- 既読無視される
- Lineブロックされる
- レスポンスが遅い
- 返信内容が素っ気ない
- いつも連絡するのは自分から
これらの行動を取る男性心理は判断基準が関係しています。判断基準とは重要度と優先度で示されることが多く、付き合っていた頃と比べてどのように変化しているかを見極めることが重要です。上記の例では、重要度が低く優先度が低いことを意味しています。つまり「無駄」の分類に当てはまります。
嫌いになった理由をしつこく聞く
lineやメールなどで別れの理由や嫌いになった理由を聞いても、当たり障りのない返事しかこないので無駄です。この時の男性心理はトラブルや揉め事なくコトを進めた気持ちが強いからです。また、別れた彼女からこの手の内容はとてもうざったく感じてしまうのです。
振った側と振られた側では気持ちの温度差がかなりあります。一般敵に振った側は未来志向の思考で、振られた側は過去に執着した思考なので状況を悪化させる原因になります。
異性の影をちらつかせる
頼みの綱である信頼すら失うことになるので絶対やってはいけないNG言動です。恋愛や結婚は信頼関係が前提にあって成り立っています。恋の駆け引きのような言動は異性にだらしない印象しか与えないので絶対にやってはいけません。
信頼を失うようなやってはいけないNG言動は、レスポンデント条件付けを成立させてしまうデメリットがあります。レスポンデント条件付けとは、ある刺激に対して何の反応もしていなかったのに、その刺激に対して反射的に反応するように学習させることです。つまり、異性と遊ぶ=浮気と言ったように紐づけられてしまい、マイナスイメージを増大させる結果になります。
別れたくない・復縁したいと縋る
軽い喧嘩で起きた突発的な別れならまだしも、元彼がよく考えて決断をした場合はそんな簡単に覆りません。逆に予期後悔といって、自分の決断が正しかったことをより強固なものにしれしまうのです。一般的に振った側は未来思考で振られた側は過去軸の思考なので温度差があります。振られた側はその場をしのぎたい一心で過去軸思考の話ばかりをする結果になり、いつまで経っても相手を説得することができないのです。
別れた後の男性心理は時間軸で動いていくので、理解した上で作戦を立てないと9割が失敗します。
復縁する前に体の関係をもつ
ヨリを戻す前に肉体関係を持つことは、どんな甘い言葉を元彼から囁かれたとしても復縁の可能性を限りなくゼロにします。心理学で言うとヨリを戻す前の肉体関係は一次的欲求を満たすためであり、二次的欲求ではないからです。つまり、復縁後に抱く性欲とその前に抱く性欲は全く別物なので、都合の良い関係(友達以上恋人未満の関係)から抜け出せなくなることが多いのす。
友達以上恋人未満の関係に抱く男性心理は、この状態を維持していきたいと考えています。なぜなら彼女に昇格させなくても、一次欲求を満たせる都合の良い関係だからです。もし、都合の良い関係からから復縁したいなら高度なリカバリーが必須です。
男性心理の変化を見極めて最短で復縁したいと思わせるには
この記事で紹介した別れた後の男性心理は一例にしか過ぎません。どうしても元彼と復縁したいなら、間違った思い込みや、自分に都合の良い解釈、やってはいけないNG言動は絶対避けるべきです。復縁できない女性は、復縁ブログを読み漁って間違った情報を鵜吞みにしたり、直ぐに結果を求める感情的な行動をとります。
復縁を成功させるために大切なのは、男性心理の変化を見極めて状況に合わせた効果的なタイミングでアプローチすることです。